真空管式フォノイコライザーの試作開始

先週、読売新聞にアナログレコードの生産量が7年前に比べ8倍の80万枚に増えという記事が掲載されていました。

音楽をダウンロードで購入する若者にも、あの大きなレコードジャケットは好きな楽曲を自分が所有しているという満足感を満たしてくれるようだ。と書かれていました。

レコードが売れるということはレコードプレーヤーの需要も増えてくる。そして、フォノイコライザーも必要になってくるということになります。
しかし、昨今の新型のレコードプレーヤーにはフォノイコライザー内蔵のものも多くなりました。わざわざ別にフォノイコを用意することもそうそうないだろうと思いきや。
いやいやそうでもないです。いい音で聴きたい、音質にこだわりたいという方が必ず出てきます。

そこで登場するのが真空管式フォノイコライザーです。
カートリッジとフォノイコライザーでレコードの音が決まると言っても過言ではないでしょう。何しろ音のセンサー部分にあたるわけですから。
半導体式のフォノイコライザーとの違いはその重厚感、まろやかさでしょうか。

このたび音の工房では、音質を重視した真空管式フォノイコライザーの製作を計画しました。
基本仕様はMMカートリッジとMCカートリッジ両方対応、音質重視のCR方式で開発を開始しました。

乞うご期待ください。

 

http://otonokobo.jp/