Q&A よくある質問
Q&A よくある質問
よくあるご質問をQ&A形式でまとめてみました。
<質問一覧>【真空管アンプ全般】
■真空管の寿命はどれくらい?
■真空管の寿命が近づくとどのような症状になりますか?
■真空管アンプを車などで輸送するときの注意事項は?
■真空管アンプの修理は出来ますか?
■真空管アンプに使用する電源コードはどれが良いですか
■真空管アンプに使用するスピーカーケーブルはどれが良いですか
■真空管アンプに使用するRCA信号ケーブルはどれが良いですか
■片側のチャンネルから音が出なくなった、または音が小さくなった時
■商品の保証期間はどうなっていますか
【SK-200 関連】
■真空管保護カバーを外して掃除したい
■SK-200の真空管交換は自分でできますか?
■サイドウッドだけの購入は出来ますか?価格は?
■標準タイプを買ったが、後でデラックスタイプやウッドタイプに改造は出来ますか?
【SK-300 関連】
■SK-300の真空管交換は自分で出来ますか
■後面のNFBスイッチは何ですか?
■保護回路はどういうときに動作しますか?
■電源を入れた時10秒ほど遅れて電源が入るのはなぜですか?
【SK-EQ10 関連】
■MM用(Mタイプ)を購入しました。後でMM/MC用(Cタイプ)に改造できますか?
■SK-EQ10の真空管交換は自分で出来ますか?
【音の工房】
■音の工房の営業日と営業時間を教えてください
■音の工房の真空管アンプは量販店などでも買えますか
■購入時の支払い方法は
■配達業者と配達時間指定は出来ますか
【真空管アンプ全般】
Q 真空管の寿命はどれくらい?
A 真空管の寿命は一般的に5,000時間と言われています。
しかし、それより早く寿命が来てしまうものもあれば10,000時間以上も平気で動作するものもあります。
この寿命に関しては真空管メーカーでは明確に規定はしていませんが、過去の実績や経験から一般的に5,000時間と言うのが通説になっています。
また、出力管は5,000時間、電圧増幅管は10,000時間とも言われています。
SK-200の出力管はEL84、電圧増幅管は12AX7
SK-300の出力管は300B、電圧増幅管は6SN7
SK-EQ10の電圧増幅管は12AX7
の真空管を使用しています。
5,000時間と言うと何年ぐらいの時間かと言いますと、
毎日欠かさず2時間聴いたとして2,500日、これは6年10ケ月になります。
普通の使い方だと5年~7年程度となるでしょうか。
寿命が来たら真空管を交換し再調整すればまた元通りの良い音を楽しむことができます。
寿命かなと思いましたらまずは音の工房までご連絡ください。交換、オーバーホールを良心的な価格で行っております。
Q 真空管の寿命が近づくとどのような症状になりますか?
A 真空管の寿命が近づくと能率が低下しますので音が小さくなってきたり、歪っぽい音になってきます。
また、真空管内部のヒーターが切れてしまうと全く音が出なくなります。片側のチャンネルから全く音が出なくなった場合はヒーターの断線も考えてみて下さい。ヒーター断線しますと真空管の上部に手を当てても熱が伝わってきません。(決して真空管に直接手は触れないでください。火傷します。)
寿命が来たら真空管を交換し再調整すればまた元通りの良い音を楽しむことができます。
Q 真空管アンプを車などで輸送するときの注意事項はありますか?
A 真空管アンプを車に積んで運ぶ場合や宅配便などで輸送するする場合、以下のような事に注意して運んでください。
(1) SK-300の場合は大型真空管ですので、本体から真空管を抜いて元箱や緩衝材などに包みアンプ本体とは別にして運んでください。
(2) SK-300の場合、足の間に段ボールを重ねて敷きます。アンプを足だけで支えるのではなく段ボールと併用して支えるようにしてください。足だけで支えると車の振動で足部分が破損することがあります。
(3) SK-200やSK-EQ10の場合は小型真空管ですので比較的振動に強いため真空管を抜いて別輸送する必要はありません。ただ、真空管アンプ本体に直接振動が掛からない様緩衝材などを下に敷くか包んで充分保護してください。
Q 真空管アンプの修理は出来ますか?
A 音の工房でお買い求めいただいた真空管アンプは修理を承っております。
他メーカーの真空管アンプについては申し訳ありませんがただいま修理は行っておりません。
音の工房の真空管アンプは1年間無償保証付きです。(一部アウトレット品などは除きます)
1年を経過したものは有償修理となります。
真空管アンプに不具合が生じましたらまずはご連絡を頂ければと思います。
Q 真空管アンプに使用する電源コードはどれが良いですか
A 真空管アンプに使用する電源コードは付属する電源コードを推奨いたします。
その他3Pインレット型の電源コードでしたらほとんどのものがご使用頂けます。ご自分の好みでご使用していただくことが出来ます。
ただ注意点としてはコンセント側がアース付きの場合、アース接続するとそこからノイズが混入することがあります。一般的にコンセント側はアース接続しないでください。
100V側コンセントにあるアースは一般家庭では保安用のアースで、ノイズ対策や音が良くなるということはありません。
特にフォノイコライザーは内部が高感度アンプです、不用意なアースは取らないで下さい。
Q 真空管アンプに使用するスピーカーケーブルはどれが良いですか
A スピーカーケーブルは極端に細いケーブルや使い古した線材部分が腐食したようなケーブルでなければ基本的にどのようなケーブルを使用しても構いません。
スピーカーケーブルで音が変わると言われる方もいらっしゃいます。感覚的な事柄で否定するものではありませんが、激変と言う表現になると少々疑問があります。
電気的に見ますと8オームのスピーカーに8Wが加わった時スピーカーケーブルに流れる電流は1Aになります。つまり1Aをロスなく流せるケーブルであれば良いわけです。
これくらいの電流であれば極端に細いケーブルでなければロスはほとんど無視できます。
ケーブル自体よりケーブルを接続する(アンプ側とスピーカー側の)ターミナルでの接触の方も重要かと思います。しっかり接続しないとケーブルのロスどころではないロスが生じてしまう場合があります。
Q 真空管アンプに使用するRCA信号ケーブルはどれが良いですか
A RCA信号ケーブルも高額なものから安いものまでいろいろなものがあります。
基本的にRCAのコネクタ部分がしっかりしているものであればどのようなものでも大丈夫です。
信号ケーブルもやはりRCAコネクタ部分の接触が確実にできているかが重要になります。
あとはケーブルが柔らかいものの方が取り回しが楽になります。
Q 片側のチャンネルから音が出なくなった、または音が小さくなった時
A どの部分から音が出なくなっているか順番に確認していきます。
まず、いろいろな機器が接続されていると分かりづらくなるので単純な接続で確認してみます。
例えば
「CDプレーヤー」→「真空管アンプ」→「スピーカー」
だけをつないで確認してみます。この状態で片側から音が出ないとします。
(1) 真空管アンプの入力のRCAケーブルを左右入れ替えて接続してみます。
【反対側が聴こえなくなった場合】→CDプレーヤーの不具合又はRCAケーブルの不具合、断線の可能性が高いです。
【同じ側が相変わらず聴こえない】→RCAケーブルを元に戻して次に進みます。
(2) 次に真空管アンプのスピーカー端子につながっているケーブルの左右を入れ替えてみます。
【反対側が聴こえなくなった場合】→真空管アンプの不具合ですスピーカー端子を元に戻して次に進みます。
【同じ側が相変わらず聴こえない】→スピーカーケーブル又はスピーカーの不具合です。
(3) 真空管アンプ不具合と思われたときは音の工房にご連絡ください。修理いたします。
なお、真空管アンプの片側より音が出ない場合は真空管自体の故障が多いです。
試しに左右の真空管を左右入れ替えてみて、聴こえないチャンネルが入れ替われば真空管自体の故障と判断できます。
<注意>真空管を差替える前にマジックなどで真空管の左右が分かるよう「R」「L」など印をつけておいてください。それから真空管交換は素手で触らず冷えてから手袋や布を当てて交換してください。火傷には十分気を付けて行ってください。
Q 商品の保証期間はどうなっていますか
A 音の工房の真空管アンプ、真空管フォノイコライザーは全て1年間の無償保証付きです。
ご購入後1年間の不具合故障に関しては無償で修理対応いたします。
1年後であっても有償になりますが良心的に対応させて頂きます。
ご購入時商品と一緒に保証書を同梱しております。
ただ保証書が無くても1年以内であれば、ご購入ご本人様のご依頼の場合無償修理の対応を致しますのでご安心ください。
なお、アウトレット品や付属品、備品などの場合保証期間が別に設定する場合があります。
【SK-200 関連】
Q 真空管保護カバーを外して掃除したい
A SK-200の真空管を保護しているカバーを外す方法は、まず保護カバーを止めている4本のネジをプラスドライバーで1~2回廻し緩めます。(ネジ4本は外さず緩めるだけです。)
次に保護カバーを軽く手前に引けば外すことが出来ます。
取付はその逆の手順で4本のネジを締めて取り付けます。
Q SK-200の真空管交換は自分でできますか?
A SK-200シリーズの場合、真空管交換した後調整が必要になります。
調整にはテスターと若干の電気的知識が必要になります。具体的方法は取扱説明書に記載していますので参照しながら行ってください。
一般的に真空管交換は弊社へ依頼し交換するのが安心かと思います。
Q サイドウッドだけの購入は出来ますか?価格は?
A SK-200のサイドウッドは左右1セット9,900円(税込・送料込) で販売しております。
お支払方法は「銀行振込」「代引き(代引手数料+440円)」「クレジットカード決済」からお選びいただけます。
Q 標準タイプを買ったが、後でデラックスタイプやウッドタイプに改造は出来ますか?
A はい可能です。お手持ちのSK-200を一度弊社へお送り頂き改造してご返却いたします。
費用は
・デラックスタイプの改造(LED照明、バスブースト回路追加) 9,900円
・ウッドタイプ改造(サイドウッド取付) 8,800円
・返却時送料 地域により1,530~2,050円(沖縄2,710円)
【SK-300 関連】
Q SK-300の真空管交換は自分で出来ますか
A SK-300はご自分で真空管交換が出来ます。交換後の調整など一切ありません。
300Bのお好みの銘柄と交換して音の違いを楽しむことも可能です。
また、中央にある背の低い真空管6SN7も調整なしで交換が可能です。
なお、ご購入後1年間の無償保証期間内に付属の真空管以外に交換した場合は保証対象外となりますのでご注意ください。
Q 後面のNFBスイッチは何ですか?
A NFBとはNegative Feedback(負帰還)の頭文字です。
通常アンプでは音質改善や性能向上のため負帰還(NFB)回路を使用します。負帰還回路にしますと周波数特性やダンピングファクターが改善されノイズまでも低減し良いことづくめです。
しかしその一方で負帰還回路の音は作られた音、画一的な音と感じられる方もおります。
特に300Bなど元々性能の良い真空管では負帰還にしないで無帰還の方が生々しい音になると感じるマニアの方も多くいます。
これらの事からSK-300-Jでは負帰還と無帰還を切替スイッチで選択できるようにしました。そのスイッチがNFBスイッチです。ONで負帰還、OFFで無帰還です。
お好みによりどちらの音も楽しむことが出来ます。
Q 保護回路はどういうときに動作しますか?
A 大型真空管300Bには高い電圧で比較的大きな電流が流れています。
そのような高電圧回路に不具合が生じた場合素子の破損や真空管へダメージを与えてしまします。
そこで回路に流れる電流を感知して異常電流が流れた場合即座に回路を遮断して素子の破損やダメージを防ぐようにしています。
この保護回路が働くのは主に300B真空管に不具合や故障が起きた時や一時的に大電流が流れた時です。
症状として保護回路が動作するとそのチャンネルの音が出なくなります。
電源を入れ直しても改善しない場合は弊社までお問い合わせください。
Q 電源を入れた時10秒ほど遅れて電源が入るのはなぜですか?
A 本機では電源投入時オンディレイ回路と電圧を徐々に加えてゆくソフトスタート回路を併用しています。
電源投入時の真空管に与える突入電流の影響を極力抑える、真空管にやさしい回路構成になっています。
真空管300Bにはフィラメントを点灯する電源と、全体を動かす高圧電源の2種類の電源があります。
本機の電源スイッチをONしますと、まずフィラメント電源が加わります。この時同時に高圧電源が入りますとスピーカーに大きなノイズ音が出ることがあります。
これらを防ぐため、オンディレイ回路で約10秒遅れて高圧電源を投入します。
高圧電源も突入電流を防ぐため電圧が徐々に上昇するソフトスタート回路になっています。
このように真空管にとってとてもやさしい回路構成で細かな所へも気を配った設計になっています。
【SK-EQ10 関連】
Q MM用(Mタイプ)を購入しました。後でMM/MC用(Cタイプ)に改造できますか?
A 可能ですが、大規模な改造を伴いますので35,200円+送料の費用がかかります。
お手持ちのSK-EQ10-Mを一度弊社へお送り頂き改造してご返却いたします。
費用は
・MM/MCタイプ改造費用 35,200円(税込)
・返却時送料 地域により1,530~2,050円(沖縄2,710円)
Q SK-EQ10の真空管交換は自分で出来ますか?
A SK-EQ10の真空管は交換が出来ます。交換後の調整などはありません。
使用真空管は 12AX7 です。
注意点は以下の事があります。
(1) フォノイコライザーは高い増幅を行っています。そのため左右の真空管の性能が揃っていないと音の定位がずれて聴こえることがあります。
音の工房では性能の揃った真空管をペアにして製作しています。
(2) ご購入後1年間の無償保証期間内に付属の真空管以外に交換した場合は保証対象外となりますのでご注意ください。
【音の工房】
Q 音の工房の営業日と営業時間を教えてください
A 音の工房の営業日と営業時間は以下の通りとなっております。
営業日:月曜~土曜
営業時間:9:00~17:00
休業日は「日曜日」「祝祭日」になります。
年末年始のほか別途休業日を設定する場合があります。その時はHPでご案内いたします。
休業日でもホームページからのご注文やお問合せは受け付けております。
Q 音の工房の真空管アンプは量販店などでも買えますか
A 申し訳ございません、量販店やオーディオショップなどへの卸は行っておりませんのでそこでご購入頂くことは出来ません。
音の工房直販のみでの販売になっております。
・音の工房「価格一覧/ご購入方法」からご購入手続
・音の工房へ電話(☎042-785-3556)をかけご注文
いずれかでお願い致します。
Q 購入時の支払い方法は
A お支払方法は以下の3通りあります。
(1)クレジットカード決済
(2)代引き(クロネコヤマト宅急便の代金引換)
(3)銀行振込
なお、お支払合計金額が30万円を超えますと(1)と(2)は限度額を超え使用出来なくなり、銀行振込になります。
またお電話でのご注文の場合はクレジットカードでのお支払いはできません。
商品発送のタイミングは「クレジットカード決済」と「代引き」の場合は商品がご用意できた時点で発送いたします。
「銀行振込」の場合は商品がご用意でき、ご入金が確認した時点で発送いたします。
Q 配達業者と配達時間指定は出来ますか
A 音の工房では配達業務を「クロネコヤマト宅急便」で行っております。
配達日及び配達時間帯設定が出来ます。ご連絡いただければ設定いたします。
・午前中
・14~16時
・16~18時
・18~20時
・19~21時
音の工房(神奈川県相模原市)からの発送です。お届けまでの日数は、お届け場所により配送に1日から2日かかります。